名刺に書き込むメッセージのマナー

名刺のマナーの中の名刺に書き込むメモ書きについてのマナーですが、名刺に相手の特徴や、あった日付、場所などを書いておく事は名刺を管理するときに非常に役に立ちます。
ですが、名刺を交換したその目の前で書くのはマナー違反といえるでしょう。

会社に戻ってから自分の机で作業するのがベストだと言えます。

また商談において頂いた名刺を仕舞うタイミングも先方や、自分の上司が仕舞うタイミングを見て判断するのがよいでしょう。
さっさと名刺をしまってしまうのはこれもマナー違反です。

慌てず名刺交換をするのにイメージトレーニングをしておくとよいかもしれません。
ただ、学生の就活関係のセミナーで名刺交換のマナー講座を開催するという、ちょっとピント外れな企画を催している大学や専門学校もあるようですが、そんなことをしている場合ではないでしょう。

入社してから嫌という程、そのような場面に出くわすわけですから、時間のムダです。
ピント外れになるのは、戦略が出来上がってないから、行き当たりばったりの行動になってしまうんですよね。
これが事業主だと命取りになり兼ねないので、戦略的な流れの中での就活セミナーの開催や内容の吟味をするべきですね。

それから、学生サークルで責任者だったからと言って、不躾な名刺交換の方法を体得している学生もいました。
所詮はゴッコに過ぎないのですから、学びなおしましょう。

成功する為の名刺交換のマナー

訪問した会社先で、予定より多くの人と名刺交換をする事になった場合のマナーをご存知ですか。

何でもかんでも「マナー」を重んじる傾向は、あまり好きではありませんが、逆に言えば、学校現場での社会教育が不足しまくっていると言えるでしょう。

さて、先程の回答ですが、名刺が足りない為に、その場の人全員に渡せないので、そういった際は「名刺を切らせておりまして、申し訳ありません」とお詫びをした後、相手の名刺を受け取ってから自分の会社名、部署と名前を名乗ります。

そうしておいて後日に詫び状と、自分の名刺を渡すようにします。

名刺が足りないという事は、社会人として失格ですので、名刺は常に余分にもって歩くように心がけましょう。
財布の中に予備の名刺を入れておくのも手かもしれません。

ところが冷静に考えてみると、詫び状を書いたり投函に要する時間コストは生産的では無いことがわかります。
受け取り手も、そこまで必死に名刺を渡さなくても、と冷めた状態にはならないのでしょうか。

それをやるならば、次回のアポやサービスの提案などを忍ばせることも有効です。
問題は、そのような非生産的な事に繋がることでも、マナーを厳守しなければならないのかというところなんですよね。

全ての担当者が、それを期待しているわけでもなく、お詫びはメールでもいいじゃないですか。
アポを取り付けることが出来た際に、前回は、と言って渡す方が生産的ですよね。

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