ヨウ素とは
福島第一原子力発電所からの放射能漏れ事故のニュースの中で、「放射性ヨウ素」の話題を耳にした人も多いだろう。
「放射性ヨウ素」が検出された地域の住民には「安定ヨウ素」の錠剤が配られていた。
あらかじめ「安定ヨウ素」で体内を満たしておき、「放射性ヨウ素」が入り込む隙をなくすためだ。
ヨウ素は、甲状腺ホルモンの材料になる大切な栄養素。
甲状腺ホルモンは、子供の成長を促したり、神経系の活動を活発にしたり、体の代謝を促進するホルモンである。
ヨウ素が不足するだけで、小人症や粘液水腫といった病になったり、感覚が鈍ったり頭の回転が悪くなったりするのだ。
身近な食材でヨウ素を多く含んでいるものは「こんぶ」である。
「安定ヨウ素」の原料にもなっている。
ヨウ素が良いと聞けば、我先にと購入するのは、世界共通らしい。
かつて、納豆やバナナがダイエットに良いと、情報番組で紹介されたときに、翌日のスーパーでは売り切れが続出ということがあった。
結果として、その手のダイエット方法は、番組がねつ造したものであり、バッシングを受けたのだが、ねつ造する方も、情報を鵜呑みにする方も同罪のような気がしてならない。
騙された、と憤る前に、ダイエットの本質を勉強すべきではなかったのかと思う。
ダイエットに関わらず、人間は欲求を前にして、冷静に判断できる人は多くはいない。
だからこそ、扇動によって動かされるのである。
麦の恵み
ごはんにもこだわりますが、究極にダイエットしているときは玄米さえも食べませんでした。
その代わりにオーツ麦をプレスしたオートミールを主食にしました。
牛乳に浸してレンジでチンするホットシリアルのときは、レーズンや甘く熟したバナナを一緒に加えて食べます。
ごはん代わりに食べるときは、吸い物やスープ、味噌汁などでふやかしてリゾットとして食べます。
このスタイルで頂くことが一番多いです。
毎日何らかのスープやお吸い物を必ず作っているので、食べる分だけ小鍋に移してスプーン3杯ほどのオートミールを加えます。
するとスープで膨れるので、食べても腹持ちが良くて満腹感が持続します。
ただ、一つ気になっていたのが、シリアルやリゾットとして食べるばかりなので、あまり咀嚼をすることがなくなりました。
ですのでスープはレンコンやごぼうなど、歯ごたえがある根菜を中心にして入れるようにしていました。
噛まなくて良い食事ばかりじゃまずいんじゃないかと思って、シリアルのときにしっかり噛めるように麦を脱穀したときに出るふすまという部分を固めたオートミールよりも硬いシリアルを購入。
こちらも甘みは一切ありませんが、牛乳がしみこむのが美味しいです。
甘みが無い分、オムレツを乗せたりして食べられるそうです。
朝はシリアル、夜はリゾットの形式で、昼だけ普通通りに食べます。
冷凍している玄米ご飯や雑穀ごはん、こんにゃくデンプン混ぜ込みご飯と、おかずを食べます。
栄養価にもこだわっていたので、問題はないと思いますが、自分でも一体いつまでこのスタイルを続けるのだろうと疑問です。
一日三食、一汁三菜を食べるのがやっぱり基本だと分かっているので、ダイエット食には期間を定めた方がいいなと気づいたところでした。