八重山上布 海晒し

沖縄県石垣島。ここで織られている八重山上布という織物があります。
島で採れる麻から繊維を取り出し、糸をつくるところから作業は始まります。

次に糸を染め、機織りへと進みます。
その後に続く工程は、「海晒し」。
石垣島の珊瑚礁の海に含まれているカルシウムを利用して色止めを行うのです。

「色止め」とは、染料で染めた色が落ちないようにすること。
その色止めのためには条件があります。
水深は50cm、海晒しておく時間は5時間ほど。

そしてそれは、干満の差が少ない小潮の快晴の日でなくてはならないのです。
条件がそろわなければ、翌月まで延期される大切な工程です。

新潟県でつくられている越後上布には、雪晒しという作業があります。
雪晒しは、雪が解けるときに発生するオゾンの力で布を漂泊するために行われます。
どちらからも、先人たちの知恵が感じられます。

しかし、こうした伝統技能は、後継者問題が深刻であり技術が伝えられないということが起こっています。
仮に徒弟制度だったとしても、現代では、師匠となるべき技能士自身の生活も逼迫しており、弟子を抱える状況にはないことも問題となっているのです。

IT社会においては、こうした伝統技能は軽視されがちですが、IT社会だからこそ、マッチングや新しいジビネスモデルを創り上げることが可能なのではないかと思っています。

ちなみに石垣島はダイビングのメッカでマンタウォッチングでも有名なのはご存知ですよね。

伝統的な石垣島の日常とダイビングを満喫
マンタやサンゴの世界を石垣島で体験。少人数ダイビングレッスンが好評のショップ。
www.blue-water-divers.jp/

«
»