歴史を見る
移民としてつらい経験を自分たちもしたので、海外の滞在者の気持ちがよく分かるのだ。
だから大抵よその国に住むと多少はつらい経験をするものだけれども、この国の人々の受け入れ方は他と違いここに住んでいる間本当に幸せだった。
もちろん全ての外国人がそう感じるとは言えないが、とにかく居心地がよかったのだ。
イギリス人とは同じ英語ではあるけれどかなり訛って話すこの国の人々は文化も興味深く、独特のケルトミュ-ジックには夕焼けのような哀愁がただよう。
イギリス人の配下にあった時代には、まじめに働かなくてはひどい仕打ちをされる恐れがあったため、テーブルで隠れない上半身だけはまるで固定し動いていないように見せ、テ-ブルの下側ではタップを踏んで踊っていた。
これが現在リバ-ダンスで知られるアイリッシュダンスの元である。
このダンスは日本でも見る機会があるが、迫力があり、かっこいい。
近年では経済状況が再度悪化し、またもやつらい状況に陥っているアイルランドではあるが、人々が数年前に訪れた時と変わらず外国人にひとなつこく、寛容で陽気に地元のバ-で集まっていることを願うばかりである。
翻訳結果のハードルの高さ
イメージに合わせて言葉を選びましたが、もう少し正確に訳して欲しいという提案があり、再度一部を直した経験があります。
飛行機のDVDのテロップ翻訳を請け負った時は受け取る側のイメージに合わせて言葉を選びましたが、もう少し正確に訳して欲しいという提案があり、再度一部を直した経験があります。
ニュアンスもさることながら、受け取る側よりも制作側の意向が強かったイメージがあります。
反対に観光用のアプリ制作の為の翻訳に携わった時はスピード重視で、グーグル翻訳されたものを固有名詞や文章の間違いがないかなどを直していく作業でしたが、観光名所などになると古くからの固有名詞や土地名などでつまづくことも多く、調べ始めると一行に時間がかかってしまうというようなことがありました。
結果、少し調べても出てこない時にはグーグル翻訳を優先する、となりましたが、自身の気持ちとしては本当にこの訳で良かったのかと少し疑問に思うところもありました。
何事も興味も持つ、ということが大きな成長に繋がると思います。
多くの英語塾などでは宿題が多すぎて語学を学ぶのは苦痛なのだという認識を小さい頃に与えられ、そのイメージが大きいことから「語学を学ぶのは難しい」と思いがちです。
小さな頃は物語を読むことや歌やダンス、身体全体を使って楽しむところから入れると子供ながらに「語学は楽しいものだ」という刷り込みが出来るのではないかと思います。
早期英語教育は行うのに賛成ですか、教える側が英語を楽しんで勉強しなかった側だと、楽しさを教えるのは難しいと思います。
教える側の研修や準備を行えるのであれば早期英語教育は素敵な取り組みだと思います。