鳥インフルエンザを生物テロに利用することが懸念

最近読んだ新聞の記事によると、鳥インフルエンザを生物テロに利用する動きが懸念されているようです。

いろいろと考える人がいるものですね。

テロといえば、日本でも発生しましたが、無差別テロが一番怖いです。
生物テロの研究も進んでいるようで、ウイルスの研究家やインフルエンザの専門家が集まって会議を行うそうです。

勿論、日本からも大学教授が参加する予定だそうです。
鳥インフルエンザによる被害は日本でも相当なものでした、そのウイルスの脅威を知っているからこそ、早急に対策をねる必要があります。

しかし、こういうテロに関する情報はどこから仕入れるのでしょうか。
やはりスパイなるものの存在は今もあるのでしょうか。

映画の世界とどうしても重ねあわせてしまう今日この頃です。
しかし、世の中には知らない事が、ゴロゴロしているわけですし突然ミサイルが飛来することも、もはや想定外では済まされなくなっているのが現状でしょう。

平和を提唱しながらも、外交カードとして脅威なるものをチラつかせるのは、どの国も同じやり方なのでしょうかね。
中でも日本は弱腰だなどと言われていますが、果たして、新聞やワイドショーレベルの情報で、それらを鵜呑みにしてもいいのでしょうか。

外交もビジネスのひとつのプロセスでしょうから、仕事でもヒントになることはあるのかもしれません。
お互いが条件に合意するための意志疎通の引出しを多く持っておきたいものです。

新型コロナウィルスも、生物兵器への転用の可能性はありますよね。

平和学習

中学生の時の修学旅行は、沖縄に行きました。
遊びや観光だけでなく、平和学習も兼ねていたので、事前に沖縄の本が配られて、全員で少しずつ戦争中に沖縄で起こったことについて勉強をしました。

初日に、「ガマ」と呼ばれる鍾乳洞のような穴に入りました。
これは自然に出来た防空壕で、戦時中に実際に使われていたところでした。
全員が持って来るように言われていた懐中電灯で足元を照らしながら入っていきました。
入り口は狭く、中に入っても地面がぬかるんでいて、おせじにも過ごしやすいとは言えない場所でした。
ガイドさんに言われて、せーの、で皆一斉に懐中電灯の明かりを消しました。
すると本当に、自分の手のひらすら見えない程真っ暗になってしまって、明かりというものがいかに安心感を与えてくれるか、また、明かりが無い中アメリカ兵におびえていた当時の人がどれだけ恐ろしかったか、ということが実感できました。
再び明かりをつけた瞬間、皆が一斉に私の方を見て悲鳴をあげました。
どうしたのかと聞くと、私の背後の壁に見たこともないような大きな虫が這っていました。
こういったものにも煩わされていたのだろうな、と思いました。
また、別日に戦争を実際に体験した方から、お話を聞きました。
あらかじめ本で予習していましたが、本当にその場に居た方からの話は生々しく現実的で、聞いている内に皆涙が止まらなくなっていました。
実を言うと、皆実際に旅行に行く前は「ただ楽しみたいだけなのに、平和学習もしなきゃいけないなんて面倒くさいよね」と言っていました。
しかし、実際に現地に行って平和学習を受けると、教室で机に座って勉強するのとは違い、本当に心に響いてくるのです。
こういう体験は個人でしようと思ってもなかなか出来ないものだと思います。
普通に観光したり遊んだりするだけの修学旅行を行う学校もある中、私の母校がこういう学習を交えた旅行を執り行ってくれたことに、感謝をしています。

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