資格試験に大緊張
今年、国家資格であるファイナンシャルプランナーの試験を受けた。
地元の大きな大学が会場。
受験票は忘れていないかなど、何度もチェックをしていたことを考えるととても緊張していたのだろう。
試験だなんて車の免許をとったとき以来だったから、試験会場のあの空気に萎縮してしまった。
全国でたくさんの人が受ける試験だから、この会場も人数が多かった。
年齢層は実に様々で、現役で銀行や保険会社に勤める方も多いようだった。
試験が始まると、あまりの難しさに愕然とした。
後で分かることだが、この年は至上最低の合格率を記録する程、難易度が高かったようだ。
でも過去問題を繰り返し繰り返し解いてきたのだ。
難しいけども、勉強した中に必ず答えがある。
試験時間いっぱい使い精一杯知識を絞りだした。
終了の時間が近づくと大きなため息が至る所から聞こえてきた。
同じくため息をついたが、私は充実のため息だった。
お客様のことを思って
ある資格試験の日でした。
販売員という仕事をしていた頃、接客サービスに関して研修を受けて、お店に帰りました。
その日は資格試験ということもあり、お店に戻ったらすぐ帰るつもりでいたのですが、思いの他、お店が混んでいました。
先輩スタッフも、お店が混んでいることでちょっとピリピリした感じでした。
帰ろうとすると、先輩スタッフがちょっと怒ったので、仕方なく店頭に出ることにしました。
お客様の応対を始めると、その一組目のお客様が、かなり悩まれているようで、お客様の問題を解決するためには、色々と手続きをしなければなりませんでした。
その手続きをすると、確実に用事には間に合いません。
友達から怒られることは確実です。
しかし、その日に受けた研修の事を思い出すと、お客様のことを放っておくことができませんでした。
そこから、用事は諦めることにし、お客様が抱えている問題を一つ一つ解決していくことにしました。
お客様の心情に配慮しつつ、一つ一つ問題を解決するための提案をしていきます。
お客様も、時間がかかることを気にされており、申し訳ない気持ちが伝わってきます。
しかし、その心情にも配慮しつつ、お客様対応を行いました。
結果、全ての問題は解決し、無事にお帰りいただきました。
友達から怒られることになってしまいましたが、満足できる仕事内容でした。
後日、そのお客様から感謝のお手紙をいただきました。
そのお客様に、私のお客様への配慮の心が伝わっていたことが分かり、とても嬉しかったです。
日常生活でも、人に配慮できる心配りができたらと思います。