美術館をお得に楽しむ

美術館で過ごす時間が好きです。
時には、遠方にある美術館や好みのアーティストの特別展を目当てに旅行することもあります。

どの美術館にも外の世界から遮断された独特の空気が流れていて、そこに展示されている作品とは関係なく、美術館という建物の中にいるだけでとても特別で贅沢な時間を過ごしている気分になります。

美術館の入館料はけっして安くはないので、私にとっては文字通りの「贅沢」ではあるんですけれど。

この「贅沢」をお金をたくさんかけずに楽しむために、有効期限期間内はいつでも入館できる年間パスを買ったり、入館無料日を選んで訪ねることもあります。

ちょっと調べてみるだけで、美術館をお得に楽しめる方法はいろいろとあるものです。
目の肥えている方は、海外にある美術館を巡りたいという思いを募らせることが多いそうですよ。
海外旅行を兼ねてのこととは言え、かなり贅沢な野望ですね。

今やグローバルな時代ですが、ちょっとインターネットで調べれば、世界の主要美術館の外観ぐらいは見れますね。
そういう映像を集めているサイトもあって、いろいろと考え付く人もいるなと感心しきりです。
ちょっとの工夫が、多くの人の役に立ち、それがビジネスに発展していく可能性もあるのがグローバルIT社会ということでしょうか。

ソーシャルネットワークの力も大きいのでしょうけど、結びつきという点では、リアルな付き合いには敵わないような気がします。

日本海側の足立美術館

高速バスは愛媛県今治市から広島県へしまなみ海道を通るバスを利用したことがあります。

バスツアーということなので、紅葉のきれいな11月に1泊2日で出かけます。
1日目は鳥取か島根の美術館などに寄ったあと、温泉のある日本旅館に泊まります。
ここでは露天風呂を楽しみのんびりと過ごし、夕食は美味しい海の幸を楽しみます。

2日目はバスに乗って足立美術館へ向かいます。
日本画などの絵の展示をゆっくりと観て庭園を散策したいです。
前回行けなかったので、お茶室がカフェも利用したいです。
カフェからの眺めも良いそうです。

御昼どきは軽い昼食をどこかで頂いて、その後はぼたんを見に由志園へ。
こちらも庭園が良いとされている所なのでゆっくり散策します。
夕方からはライトアップもキレイだそうです。

高速バスは愛媛県今治市から広島県へしまなみ海道を通るバスを利用したことがあります。
愛媛から京都に向かう時です。

あらかじめ予約はせずに、当日バスステーションでチケットを買って乗車しました。
今治市内の港の方から出発して15分程で高速道路に入りました。
それから数分で海にかかる橋にさしかかります。
お天気の良い日だったので、外の景色はおだやかな海と先に見えてくる大きなアーチを描く橋が絶景でした。

しまなみ海道を降りると一般の高速道路へ入って、そこからは街中を40分程度で尾道についてバスを降り、新幹線へ乗り継ぎました。

ずっと鉄道を利用して関西に向かうのも良いですが、しまなみ海道の景色を眺めながらの楽しいバスの移動でした。

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