レンタルサーバーは使い方次第
俺バンドやってて、音楽とか自分で作曲してるんだけど、バンドのメンバーがさ、みんなチョイ離れたとこに住んでて練習とかあんま頻繁にできないのね。
で、新曲が出来たから練習しようぜってメールしたら、それ先に聞かせてくれよって言われちゃって、ウチに来られるのもちょいめんどくせーって思ったらから、俺のアネキがパソコンに詳しいからなんとかその音楽のデータを友達に送れない?って聞いた訳。
そしたら私のレンタルサーバーにUPしてやるから手数料1000円ね。だってさ。
後から聞いたら無料のレンタルサーバーとかも有るみたいじゃん、絶対アネキにぼったくられたわー。
俺もちょいパソコンの事勉強しないとダメってことね。
っていう会話を電車の中でやっていた高校生らしき少年。
相手は彼女っぽかったのですが、どうも年上で大学生か社会人っぽいんですよね。
立ち居振る舞いというか話し方もしっかりしてましたし。
よくよく会話を聞いてみると、なんと母親だったのです。
若作りなのか、実際に若いのか、全くわからなかったのですが、息子が姉にねしてもらったことを仲良く話しているだけでした。
高校生はバンドをやっているだけあって、ロックンロール的な服装でしたけど、ギターは邪魔にならないように置いていたし、お年寄りが近くを通ると少し避けたりと、中身はしっかりした家庭なんだろうなと感じました。
まさかとは思いますが、母親が息子の追っかけということは無いでしょうけど。
バンドマンの彼氏
友達の彼氏は工場でアルバイトをしながらバンド活動をしています。
友達の彼氏はバンドをやっています。
工場でアルバイトをしながらバンド活動をしている、絵に描いたような「売れないバンドマン」。
と言っても、メジャーデビューを目指しているわけではなく、趣味の延長といった感じで活動を続けているようです。
バンドで稼げるわけでもないし、バイトの給料も安いので、彼はいつも「お金がない」と言ってます。
でも、彼には「バンドで有名になりたい」とか「お金持ちになりたい」という欲望はあんまりないそうで、ほそぼそと暮らして行けるだけのお金があればいい、という考え方みたいです。
牧歌的バンドマンとでも言いましょうか。
とか言いつつ。
彼女の話では、彼は宝くじが大好きで、しょっちゅう宝くじを買っては当たった外れたと騒いでいるそうです。
彼女が「言ってること矛盾してない?」とつっこんだら、「だって、お金はないよりあった方がいいじゃん」と言われたそうで。
彼女的には、だったらお遊びのバンドなんてやめてちゃんとした仕事に就けばいいのに・・・と。
まあ、彼女の言っていることはもっともです。
彼女はもうすぐ30歳になります。
そろそろ「結婚」の2文字が頭をよぎる微妙なお年頃です。
煮え切らない彼にちょっとイライラしているんでしょうね。
彼の方は彼女より年下なので、まだ自由でいたいんだと思いますが・・・どうなることやら。
個人的には、バンドでも何でも夢中になれることがあるっていうのは素敵なことだと思います。
でも、彼女のことをもうちょっと考えて欲しいな、とも思います。
彼がもう少し大人になって、彼女との将来を真剣に考えてくれればいいんですけど・・・。
そうなるには、まだ少し時間がかかりそうな気がします。
どうなるにしても、2人が幸せになってくれることを祈っています。